石上さま
海神を鎮めるために石神として祀られました。
御霊神社境内右手に並ぶ建物の一社が石上神社です。
石は社の後方に安置されています。
その昔、
沖に大きな岩石がありました。
満潮となると海中に姿を没してしまうので、
多くの船がこの岩に衝突し難破しました。
ある日、
沖の岩石に光が放たれます。
そして、難破する船も増えました。
漁民は「海神の怒りだ」として恐れたといいます。
海神の怒りを解こうと考えた漁民は、
岩石を割って引き上げることにしました。
漁民総出で引き上げられた岩は、
氏神である御霊神社に安置されたと伝えられています。
石上神社の神輿
大小2基の神輿がありますが、現在の例祭では小さい神輿が海上渡御を行います。 |
三隻の漁船に神輿、囃子太鼓などが分乗して沖合まで渡御します。
若者たちがその後を立ち泳ぎで続き、赤飯を海神に供えます(御供流し)。
昔は、石上神社の例祭の日が「海開きの日」とされてきたようです。
石上神社例祭~御供流し~
https://www.yoritomo-japan.com/gyoji-maturi/isigami-reisai.htm
御霊神社
https://www.yoritomo-japan.com/page136gorei.htm
鎌倉手帳
https://www.yoritomo-japan.com/kamakura.html