9月14日から16日の鶴岡八幡宮の例大祭では、最終日に小笠原流流鏑馬が奉納されますが、それに先立って行われるのが「射手・諸役定めの儀」。
鶴岡八幡宮の流鏑馬は、源頼朝が1187年(文治3年)8月15日の放生会で奉納したことに始まります。
『吾妻鏡』によると、頼朝は8月4日に射手と的立などの役を決定しています。
「射手・諸役定めの儀」は、その故実に基づいて行われる儀式です。
2025年の「射手・諸役定めの儀」は9月7日(日)の予定(13:00から)。
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1187年(文治3年)8月4日、頼朝は熊谷直実に的立て役を命じました。
しかし直実は、その役を拒んだことから領地を没収されています(熊谷直実の逸話~鶴岡八幡宮の流鏑馬~)。
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9月14日~16日は・・・