別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2011年5月5日木曜日

新井白石の碑~鎌倉:龍寳寺~

龍寳寺には、「新井白石の碑」があります。新井白石は植木に家禄を与えられていたことから、この地に碑があるのだということです。

新井白石の碑
1725年(享保10年)、室鳩巣の撰した碑です。
室鳩巣は、徳川幕府で、
家宣、家継、吉宗の三代に仕えた儒学者です。
新井白石に関する碑だということですが、
銘文の判読はできない状態です。

新井白石は、徳川綱豊の儒臣となって、綱豊が六代将軍家宣となると幕政に参画します。
七代将軍家継にも仕え、「正徳の治」を行いました。

朝鮮使節使の来訪のときには、藤沢の宿まで出迎え、龍寳寺を宿舎として使用しています。