別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2011年3月8日火曜日

八方睨みの亀~江の島:奥津宮~

奥津宮
奥津宮は、岩屋の本尊の御旅所で夏期の避暑地でした。
拝殿の天井には「八方睨みの亀」と呼ばれる絵が描かれています。


八方睨みの亀


1803年(享和3年)、酒井抱一によって描かれた「正面向亀図」です。

画面の右側に、

維時享和三年龍集昭陽
大淵献夏林鐘之月
抱一製

という墨書銘があります。

どこから見てもこちらを睨んでいるように見えることから「八方睨みの亀」と呼ばれています。

現在の絵は、1994年(平成6年)に描かれた模写で、本物は、江島神社宝殿に納められています。

酒井抱一は、江戸で画家・俳人として活躍した化政文化の代表的存在でした。


江の島
http://www8.plala.or.jp/bosatsu/enosima.htm
鎌倉手帳
http://www8.plala.or.jp/bosatsu/kamakura.html


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