大河ドラマ「光る君へ」で双寿丸が仕えているのは平為賢は高望王流桓武平氏。
高望王流桓武平氏は、高望王(平高望)が上総介として東国に下向したことに始まります。
為賢は、常陸国筑波郡多気を拠点とした平維幹の子。
平将門を討った平貞守は大伯父で、貞盛の家系からは、のちに武家政権を築く平清盛が出ています。
為賢は、海賊も恐れて逃げ出すという猛者で、1019年(寛仁3年)に起こった刀伊の入寇で藤原隆家の指揮のもとで活躍。
戦後、肥前国鹿島藤津荘に土着して肥前伊佐氏の祖となりました。
為賢が活躍した刀伊の入寇は、武士の台頭と藤原道長の時代に最盛期を迎えた摂関政治を終わらせるきっかけとなります。
📎刀伊の入寇~外敵の侵略から日本を守った藤原隆家~
📎刀伊の入寇の恩賞と武士の台頭
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