風俗博物館では、源氏物語の世界が体感できる。
六条院
六条院は
『源氏物語』の主人公・
光源氏が六条京極に建てた寝殿造の大邸宅。
藤原威子
藤原威子は
藤原道長の四女で
後一条天皇の中宮。
藤原道長
三后(太皇太后に長女の
彰子・皇太后に次女の
妍子・皇后に四女の
威子)のすべてを我が娘で占めるという前代未聞の偉業を達成した
藤原道長。
「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の かけたることも なしと思へば」(
望月の歌)
悪霊左府と呼ばれた左大臣の
藤原顕光、道長の長男で摂政の
藤原頼通、賢人右府と呼ばれた右大臣の
藤原実資も。
紫式部
一条天皇の中宮
藤原彰子に仕えた
紫式部。
菊の着せ綿
紫式部は
源倫子から「老いをぬぐい去る」という
「菊の着せ綿」を贈られた。
紫式部
感激した
紫式部はこう詠みました。
「菊の露 わかゆばかりに 袖ふれて 花のあるじに 千代はゆづらむ」
光源氏
光源氏と紫の上
紫の上は
光源氏最愛の妻。
「源氏物語千年紀」に建てられた「みやこめっせの
源氏物語石像」は
光源氏と
紫の上。
裳着
紫の上のもとで美しく育った
明石の姫君は、11歳の時に裳着を行いました。
腰結役は
秋好中宮。
明石の姫君は、光源氏の
明石時代の愛人・
明石の君が生んだ光源氏の一人娘。
偏つぎ
偏つぎは、漢字の知識を競い合った遊び。
宮中に仕える女房(女官)の正装は、袴に単、重ね袿に裳と唐衣を着けた
「唐衣裳」(からぎぬも)と呼ばれる装束。
【風俗博物館】
京都市下京区堀川通新花屋町下る 井筒左女牛ビル5階
注意:令和6年2月4日まで休館
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