杉本寺は行基が開いたという鎌倉最古の寺。
本尊は行基・慈覚・恵心作と伝わる三体の十一面観音。
『吾妻鏡』によると、1191年(建久2年)9月18日、源頼朝は杉本寺を参拝して修理代を寄進しています。
杉本寺の縁起によると、その時に本尊を内陣に安置させて秘仏とし、内陣前に運慶作の十一面観音像を寄進したのだといいます。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2024年(令和6年)の鎌倉検定では、宝戒寺の本堂内の仏像の配置が出題されました。
今年は杉本寺の出題があるかも。
杉本寺の観音堂には・・・
運慶作という地蔵菩薩
安阿弥(快慶)作という地蔵菩薩
昭和期に杉本寺の住職だった慈海僧正作の新十一面観音
宅間法眼作という毘沙門天
運慶作という観音三十三身
作者不明の不動明王
作者不明の賓頭盧尊者
なども安置されています。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2025年9月9日から