歓喜天(聖天)は仏教の守護神。
夫婦和合・子孫繁栄・無病息災など多くの御利益がありますが、巾着(砂金袋)をシンボルとしているため商売繁盛や金運の神としても信仰されています。
宝戒寺の木造歓喜天立像は、日本最古の木造聖天といわれ、二代住持の惟賢(足利尊氏の二男または弟)が安置したのだと伝えられています(秘仏 重要文化財)。
宝戒寺には毘沙門天も祀られています。
毘沙門天も仏教の守護神。
現代では福徳をもたらす福神としても信仰されています。
歓喜天と毘沙門天は、ともに福徳や金運をもたらす神ですが、毘沙門天は歓喜天の化身、あるいは、守り神であるという伝承もあるようです。
妻沼聖天山(埼玉県熊谷市)、生駒聖天(奈良県生駒市)、待乳山聖天(東京都台東区)は日本三大聖天(三大歓喜天)といわれますが・・・
生駒聖天(寳山寺)や待乳山聖天(本龍院)では歓喜天とともに毘沙門天が祀られているようです。
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