(伊勢原市)
「この国に2つとない効験のある薬師如来」といわれていた日向薬師。
1192年(建久3年)の源実朝誕生時には安産の祈願所となりました。
1194年(建久5年)には、源頼朝が参詣して娘大姫の病気快復を祈願しています。
(伊勢原市・道灌まつり)
『吾妻鏡』によると北条政子も二度参詣しています。
一度目は1210年(承元4年)6月8日。
北条時房・源親広(大江広元の子)などが供をし、その日の夜には鎌倉に戻っています。
二度目は1211年(建暦元年)7月8日で源実朝の妻・坊門姫も一緒でした。
供は、北条時房・源親広・小山朝政・結城朝光・三浦義村・葛西清重・安達景盛・佐貫広綱・佐原兵衛尉・和田義直の十人。
それぞれに家来数十騎が並んでいたそうです。
翌日、灯りを灯す頃になって鎌倉に帰ってきたのだとか。
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