別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2024年9月28日土曜日

源氏物語(光る君の物語)を冊子にした藤原彰子




『紫式部日記』によると・・・

1008年(寛弘5年)11月、出産のため土御門殿に里下がりしていた中宮藤原彰子は、出産後、内裏(一条院)への還御が近づくと・・・

一条天皇への手土産にするため、草子(冊子)作りを始めます。

紫式部が書いた『光る君の物語』=『源氏物語』を冊子にする作業だったと推測されています。

紫式部は、夜が明けると真っ先に彰子のもとに伺候。

色とりどりの紙をそろえて、それに物語の原本を添えて書写を依頼。

一方で書写されたものを綴じるという日々だったようです。

藤原道長

「子を産んだ女性が寒いのに・・・」

と言いながら、薄くすかれた和紙や筆、墨などを提供。

ついには硯までも持ってきたのだとか。



(光源氏と紫の上)

様々な説がありますが、光源氏の父・桐壺帝のモデルは一条天皇、母・桐壺更衣のモデルは藤原定子とも・・・

光源氏は敦康親王

そして、光源氏の最愛の妻・紫の上藤原彰子がモデルともいわれます。


📎藤原彰子は敦康親王が東宮になることを望んでいた!




紫式部


藤原道長

藤原彰子


一条天皇









☆ ☆ ☆ ☆ ☆


源氏物語

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