1180年(治承4年)8月17日、伊豆国の流人・源頼朝が源氏再興の挙兵。
伊豆国の目代・山木兼隆を討ち取り、8月20日、相模国へ進軍。
8月23日、石橋山に布陣しますが・・・
平家方の大庭景親・伊東祐親らに敗れてしまいます。
土肥山中を彷徨い、一時、箱根権現に身を寄せますが、8月28日、 真鶴から安房へと船出します。
頼朝を手引きしたのが土肥郷(現在の湯河原町、真鶴町)を本拠としていた土肥実平でした。
(湯河原駅前)
石橋山での敗戦後、頼朝のもとに食糧を運んだのは実平の妻だったのだといいます。
(湯河原町)
しとどの窟は、頼朝が隠れ潜んでいたという岩窟。
(真鶴町)
頼朝が船出した真鶴の岩海岸に通じる坂はへと謡坂(うたいざか)。
実平は、頼朝の無事と再起を願って謡い踊ったのだと伝えられています。
(湯河原町)
五所神社は土肥郷の総鎮守。
石橋山に出陣する頼朝が戦勝を祈願したのだと伝えられています。
(湯河原町)
城願寺は実平の菩提寺。
城願寺の七騎堂には、頼朝が真鶴から安房へ渡る際に従った「頼朝七騎の像」が祀られています。
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