(問)写真の建造物を寄進した人物はだれか。
(問)鶴岡八幡宮大鳥居は〔 〕の下馬と海岸の間に建つ石造明神鳥居である。1180年(治承4)に建立されたといわれ、現在のものは江戸幕府4代将軍〔 〕の寄進によって1668年(寛文8)に造られた。
(問)鶴岡八幡宮大鳥居(一の鳥居)は、若宮大路の下馬と海岸の間に建つ〔 〕造明神鳥居である。現在の鳥居は〔 〕が寄進したもので、鳥居としては数少ない国の重要文化財になっている。
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鶴岡八幡宮の大鳥居(一の鳥居)は、1668年(寛文8年)に徳川家綱が寄進した石造明神鳥居(国の重要文化財)。
二の鳥居と三の鳥居も家綱が寄進したものでしたが、1923年(大正12年)の関東大震災で三つの鳥居全てが倒潰。
1937年(昭和12年)、一の鳥居だけが復元されました。
家綱は何故、鳥居を寄進したのか???
伝説によると・・・
家綱の祖母・崇源院は鶴岡八幡宮の弁財天を信仰していたのだといいます。
ある夜、崇源院は夢の中で弁財天に
「木造の鳥居を石造にするように」
と告げられたのだとか。
ただ、完成したのは孫の家綱の時代だったのだと伝えられています。
崇源院の遺願も込められた鳥居です。
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~創建者は源頼朝~
一の鳥居は、1180年(治承4年)に源頼朝が由比若宮( 鶴岡若宮)を現在地に遷座したときに創建されたと考えられています。
『吾妻鏡』によると、1241年(仁治2年)4月3日、大地震が発生し、大鳥居内の拝殿が流出。
鳥居の下には拝殿があったようです。