かつて琵琶湖の竹生島には源義経所持と伝えられた「青葉の笛」と静御前所持と伝えられた「小鼓の胴」があったのだとか。
織田信長は「青葉の笛」を借り出し、「小鼓の胴」も見たいと言っていたらしい。
「青葉の笛」といえば、一ノ谷の戦いで義経に討たれた平敦盛の笛。
信長は「人間五十年・・・」という『敦盛』 (幸若舞・こうわかまい)を好んだといわれていますが・・・
竹生島の「青葉の笛」をどう感じながら見たのだろう???
現在、「青葉の笛」は、彦根城博物館が所蔵。
「小鼓の胴」は、MIHO MUSEUM所蔵。
一ノ谷古戦場にある須磨寺にも「青葉の笛」が伝えられているが、信長が見た青葉の笛とは別物。
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鎌倉との繋がりを求めて。