『源氏物語』を書いた紫式部は、架空の物語を作った罪で地獄に堕ちたとされ、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて「源氏供養」が始められたのだといいます。
その一方で、歴史物語『今鏡』では、『源氏物語』を書いた紫式部はただの人ではなく観音菩薩の化身とされているようです。
『今鏡』は、長谷寺参詣の途中で紫式部に仕えていた「あやめ」という老婆から聞いた話を記したものなのだとか・・・
これは鎌倉の長谷寺の観音ミュージアム前に置かれている観音さま。
この観音さまを見ていたら紫式部に見えてきた。
これは越前市の紫式部公園の紫式部像。
観音さまが十二単をまとうとこうなるのかも。
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