別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2024年3月31日日曜日

琵琶湖北端の塩津神社と祭神の塩土老翁神




越前へ下向する紫式部が参拝したという塩津神社の主祭神は塩土老翁神。

この地域には塩池があって製塩業が行われ、その者たちが塩土老翁神を祀ったことにはじまるのだと伝えられています。

塩土老翁は、日本神話に登場する神。

宮城県塩釜の鹽竈神社の祭神として知られています。



鹽竈神社は、陸奥国一宮。

塩土老翁神は、塩竃の人々に漁業や製塩法を教えたのだと伝えられています。



鹽竈神社の末社・御釜神社も塩土老翁神を祀る社。

毎年7月4日から6日にかけて、古代の製塩法を今に伝える「藻塩焼神事」が行われています。












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紫式部の越前下向


紫式部と越前国


琵琶湖で紫式部・源氏物語



光源氏:多賀城・塩竃・名取


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