「陸奥の いはで忍は えぞ知らぬ かき尽くしてよ 壷のいしぶみ」
この歌は、
源頼朝が
慈円に贈った歌。
後鳥羽上皇の命により編纂された『新古今和歌集』に載せられています。
「壺の石ぶみ」は、頼朝が
奥州征伐の際に立ち寄った
多賀城跡にある石碑「壺碑」ともいわれています(諸説あり。)。
多賀城碑は、「壺碑」(つぼのいしぶみ)とも呼ばれ、松尾芭蕉の『おくのほそ道』にも登場します。
鶴岡八幡宮の
献詠披講式は、源頼朝が「管弦詠歌の儀」を行ったという故事にちなんで始められた歌会。
2024年は3月27日(水)に行われます。