萬昌院功運寺は・・・
今川義元の三男・今川長得(一月長得)が創建した萬昌院と、
徳川秀忠の時代に老中となった永井尚政が創建した功運寺が合併した寺。
萬昌院には、1615年(慶長19年)12月28日、江戸で死去した今川氏真が葬られたのだといいます。
氏真は駿河国・遠江国を支配した戦国大名・今川義元の嫡男。
義元が桶狭間の戦いで討たれた後、家督を継いだ氏真でしたが・・・
1568年(永禄11年)、武田信玄に駿河国を奪われ、翌年、逃げ込んだ掛川城を徳川家康に攻められて開城。
これによって戦国大名の今川氏が滅亡します。
その後、氏真は流浪の人生を送り、晩年には家康から品川の地を与えられて暮らしたのだといいます。
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