別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2019年10月1日火曜日

2019秋:運慶の仏像御開帳~横須賀:浄楽寺~

木造阿弥陀三尊像

木造不動明王・毘沙門天立像


浄楽寺の「木造阿弥陀如来及両脇侍像」、「木造不動明王・毘沙門天立像」は、胎内の銘札から義盛の発願で運慶が造立したものと判明しています。

「木造阿弥陀如来及両脇侍像」、「木造不動明王・毘沙門天立像」は本堂裏の収蔵庫に保管され、3月3日と10月19日に公開されています。

公開時間は10:00~15:00。


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~奈良仏師運慶~


運慶は奈良の興福寺を拠点に活躍した仏師。


興福寺南円堂の本尊:不空羂索観音菩薩像・北円堂の本尊:木造弥勒菩薩坐像、木造無著・世親菩薩立像は運慶の作。

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東大寺南大門の金剛力士像は、その代表作として知られています。

東大寺の金剛力士像

阿形像は大仏師運慶と快慶が小仏師13人を率いて造立し、吽形像は大仏師定覚および湛慶が小仏師12人を率いて造立したもの。

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神奈川県では、浄楽寺の諸仏の他、横浜市金沢区・称名寺大威徳明王像が運慶作と判明しています。

大威徳明王

最晩年の運慶の貴重な仏像。発願者は、源実朝の養育係だった大弐局。

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静岡県伊豆の国市の願成就院は、北条時政源頼朝奥州討伐の戦勝を祈願して建立した寺院。


本尊阿弥陀如来坐像・不動明王と二童子像(矜羯羅童子・制咤迦童子)・毘沙門天像は、時政の発願により運慶が造立したことが確認されています。

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浄楽寺


浄楽寺和田義盛の建立と伝えられる寺。

「JR逗子駅」から長井方面行きバス・「浄楽寺」下車すぐ。






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運慶

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