別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2019年4月24日水曜日

糊売り婆さんと源頼朝がつくった鎌倉大仏

 鎌倉大仏

鎌倉大仏は、誰が何のために建立したのか不明という謎の仏像。

そのため、いろんな伝説が残されているようです。

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源頼朝が鎌倉に入った頃の事。

頼朝は鎌倉には谷戸が多いので、その数を調べることとしました。

その方法は、谷戸ごとに「のろし」を上げさせて数えるというもの。

一番高い山に登って「のろし」を数えていた頼朝は、長谷の谷戸で五色の煙をたなびかせている「のろし」を発見。

さっそく、家来に命じて調べさせました。

すると、一人の婆さんが「麻のから」と「胡麻のから」を燃やしていたのだそうです。

「五色ののろし」に感心した頼朝は、婆さんを呼び出して褒美をとらせることとします。

糊を売ることを生業としていた婆さんは「鎌倉での糊の販売の独占権」を望みます。

頼朝はすぐに婆さん以外の者が糊を売ることを禁止しました。

やがて、婆さんは大金持ちになります。

そして・・・

大金持ちになれたのは仏様のおかげと考えた婆さんは、長谷の谷戸に大きな仏像を造ることを思い立ち、頼朝に仏像建立の許しを願い出ました。

頼朝は婆さんの奇特な志に感心し、自分も大金を出して助力したのだとか・・・

出来上がったのが鎌倉大仏

昔は、こんな話も語り継がれていたようです。


 鎌倉大仏






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