鎌倉大仏は、誰が何のために建立したのか不明という謎の仏像。
そのため、いろんな伝説が残されているようです。
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源頼朝が鎌倉に入った頃の事。
頼朝は鎌倉には谷戸が多いので、その数を調べることとしました。
その方法は、谷戸ごとに「のろし」を上げさせて数えるというもの。
一番高い山に登って「のろし」を数えていた頼朝は、長谷の谷戸で五色の煙をたなびかせている「のろし」を発見。
さっそく、家来に命じて調べさせました。
すると、一人の婆さんが「麻のから」と「胡麻のから」を燃やしていたのだそうです。
「五色ののろし」に感心した頼朝は、婆さんを呼び出して褒美をとらせることとします。
糊を売ることを生業としていた婆さんは「鎌倉での糊の販売の独占権」を望みます。
頼朝はすぐに婆さん以外の者が糊を売ることを禁止しました。
やがて、婆さんは大金持ちになります。
そして・・・
大金持ちになれたのは仏様のおかげと考えた婆さんは、長谷の谷戸に大きな仏像を造ることを思い立ち、頼朝に仏像建立の許しを願い出ました。
頼朝は婆さんの奇特な志に感心し、自分も大金を出して助力したのだとか・・・
出来上がったのが鎌倉大仏。
昔は、こんな話も語り継がれていたようです。
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