別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2019年4月1日月曜日

歴史を秘めた鎌倉原産の桜「桐ヶ谷」

鶴岡八幡宮の桐ヶ谷
(2019/03/31)


桐ヶ谷オオシマザクラの突然変異種で鎌倉原産の桜。

材木座の桐ヶ谷で見つかったので桐ヶ谷桜と呼ばれるようになりました。




南北朝時代の公卿・洞院公賢の日記『園太暦』(えんたいりゃく)には、1357年(延文2年)3月19日、南庭(京都御所)に桜が植えられ、非常にすぐれた美しさで「鎌倉桜」という名であることが記録されているようです。

この鎌倉桜が桐ヶ谷

植えたのは足利尊氏

桐ヶ谷は5枚から8枚ほどの花が混生する桜。

御車返し(みくるまかえし)とも呼ばれ、江戸時代に後水尾天皇が八重なのか一重なのかを確かめるために御車を返したことから、そう呼ばれるようになったのだといいます。



鶴岡八幡宮
(2019/04/01)



本覚寺
(2019/04/01)



鎌倉郵便局前
(2019/04/01)



光明寺
(2019/04/02)




桐ヶ谷は、これから見頃となります。

極楽寺北条時宗お手植えとされる八重一重咲分桜も桐ヶ谷です。


 オオシマザクラ

鎌倉時代、オオシマザクラは薪に使用するため、多くの出船入船で賑わっていた材木座に持ち込まれました。

その増殖過程で生まれたのが桐ヶ谷なのだそうです。

オオシマザクラは鎌倉市の木に制定されています。

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 鎌倉桜・桐ヶ谷

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