甘縄神明神社は710年(和銅3年)の創建。
鎌倉最古の神社と言われ、源氏ゆかりの社。
1036年(長元9年)に相模守に任じられた河内源氏二代棟梁の源頼義は、その在任中に鎌倉を本拠としていた平直方の娘を妻とし、直方から鎌倉の地を譲り受けます。
この時から鎌倉は河内源氏の東国支配の拠点となりました。
八幡太郎義家氏神
頼義の嫡男・義家は、甘縄神明神社に祈願して授かったのだと伝えられています。
義家の誕生年は諸説あるようですが、1039年(長暦3年)が有力のようです。
京都の石清水八幡宮で元服したことから「八幡太郎」と呼ばれました。
源義家朝臣再建
社伝によると、1063年(康平6年)には頼義が、1081年(永保元年)には義家が修復を施しているようです。
『吾妻鏡』によると、義家の子孫頼朝も崇敬し、1186年(文治2年)10月24日には社殿の修理を施し、荒垣と鳥居を建てているようです。
甘縄神明神社からの相模湾
今日から「かまくら長谷の灯かり」が始まります。
甘縄神明神社もライトアップされます。
8月20日(月)~8月26日(日)
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夏休み鎌倉計画!