四条大橋の出雲阿国像
出雲阿国(いずものおくに)は「かぶき踊り」を創始した女性芸能者。
1603年(慶長8年)、出雲阿国は京都で「かぶき踊り」を始めます。
それが「歌舞伎」の発祥とされています。
江戸前期の『東海道名所記』には、出雲阿国が五条河原や北野天満宮で踊ったことが記され、四条河原には芝居小屋が置かれて賑わっていたようです。
1607年(慶長12年)2月20日、出雲阿国は、江戸城で「かぶき踊り」を披露。
そのため、2月20日は歌舞伎の日とされているようです。
その後、出雲阿国の「かぶき踊り」は少しずつ形を変えながら、現在の「歌舞伎」へと発展していったのだといいます。
南座
京都四條南座は日本最古の劇場。
江戸前期の四条河原には、芝居小屋が7軒設けられて賑わい、17世紀から18世紀初頭には京都随一の歓楽街へと発展していきました。
現在は南座だけが残されています。
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鎌倉との繋がりを求めて。