別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2018年2月17日土曜日

豊作を願う「祈年祭」と「豊かな地上の国」

2月17日は五穀豊穣を願う祈年祭

 鶴岡八幡宮の祈年祭


神話によると・・・

天照大神(あまてらすおおみかみ)は、孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が高天原(たかあまはら)から葦原中国(あしはらのなかつくに)へ降り立つときに斎庭(ゆにわ)の稲穂を授けたのだといいます。


※「高天原」とは神々の住む天上界。

※「葦原中国」とは日本国土。

※「斎庭」とは斎み清めた所。


天照大神は瓊瓊杵尊に「豊かな地上の国」を作るように伝えたのだそうです。

「ニニギ」には、稲穂がにぎにぎしく成熟するという意味があるのだとか・・・

そして、「米」は神の願いが込められているので「コメ」、「稲」は命の根なので「イネ」と呼ばれるのだそうです。

このようにして伝えられてきた日本の米作り。

「豊かな地上の国」を守って行くには、また、神との約束を守って行くには、農地を大切にしなければいけませんね。


 鶴岡八幡宮の祈年祭






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