総門
2008年(平成19年)開基1070年記念事業で建立。
仁王門
1831年(天保2年)再建(重要文化財)。
「魚がし」の大提灯は、魚河岸講の奉納。
密迹金剛
(みっしゃくこんごう)
那羅延金剛
(ならえんこんごう)
密迹金剛と那羅延金剛は、朱塗りの仁王尊として信仰されてきました。
裏仏は、福徳を授ける多聞天と仏心を起こさせる広目天が置かれています。
多聞天
広目天
成田山の額は東大寺別当・道恕上人の筆。
大本堂
1968年(昭和43年)建立。
本尊は、秘仏の不動明王(重要文化財)。
不動明王は弘法大師空海の作で、京都の神護寺から運ばれた平将門調伏祈祷の本尊と伝えられています。
三重塔
1712年(正徳2年)建立(重要文化財)
初層内陣には、五智如来(大日如来・阿しゅく如来・宝生如来・阿弥陀如来・不空成就如来)が安置され、周囲には「十六羅漢」の彫刻がめぐらされています。
相輪の頂上までは約25メートル。
鐘楼
1701年(元禄14年)建立。
梵鐘は1968年(昭和43年)、のちに人間国宝に認定される香取正彦の鋳造。
一切経堂
1722年(享保7年)建立。
輪蔵
堂内の輪蔵には、一切経(約2000冊)が納められています。
一切経蔵の額は松平定信公の筆。
聖徳太子堂
1992年(平成4年)建立
釈迦堂
1858年(安政5年)建立(重要文化財)。
釈迦堂は新勝寺の前本堂。
1968年(昭和43年)に大本堂が建立された際に現在地に移されました。
本尊は釈迦如来。
板壁には五百羅漢像の浮彫、扉には二十四孝(にじゅうしこう)の彫刻が施されています。
額堂
1861年(文久元年)建立(重要文化財)。
2番目の額堂として建立されました。
第一額堂は、江戸歌舞伎の七代目市川團十郎に寄進されたもので三重塔脇にあったそうですが、1965年(昭和40年)に焼失してしまったそうです。
七代目市川團十郎
江戸歌舞伎の市川家は、代々成田山新勝寺を崇敬してきました。
初代市川團十郎は屋号を「成田屋」と称しています。
額堂を寄進した七代目團十郎は、江戸後期、歌舞伎界に新風を吹き込んだ名優。
旧梵鐘
開山堂
1938年(昭和13年)建立
光明堂
1701年(元禄14年)建立(重要文化財)。
光明堂は新勝寺の旧本堂。
1858年(安政5年)に新本堂(現在の釈迦堂)が建立されると、本堂の後方に移築され、1968年(昭和43年)に大本堂が建立されたときに現在地に移築されました。
本尊は大日如来。
奥之院
不動明王の本地仏・大日如来が安置されている洞窟。
7月7日、8日、9日の祇園会のときに開扉されるそうです。
入口左右の板碑は、千葉県の有形文化財。
右の板碑は明徳5年(1394年)の銘があり、阿弥陀如来の種子が刻まれています。
左の板碑は延元元年(1336年)の銘があり、阿弥陀三尊(阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩)の種子が刻まれています。
清瀧権現堂・妙見宮
1732年(享保17年)建立。
清瀧権現と地主妙見を合祀した鎮守。
平和大塔
1984年(昭和59年)建立。真言密教の教えを象徴する多宝塔形の仏塔。
高さ58.1メートル。
外観は二重塔ですが内部は5階建。
1階は成田山の歴史展、写経道場など。
2階は明王殿。
本尊の不動明王、四大明王、昭和大曼荼羅、真言祖師行状図を奉安。
3・4階は経・法蔵殿。
御信徒による掛 仏を奉安。
5階は金剛殿。
五智如来を奉安。
成田山公園
文殊の池
竜樹の池
竜智の池
浮御堂
竜智の池
書道美術館
平和の大塔
洗心堂
雄滝
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
1063年(康平3年)には源頼義が本堂を再建。
1180年(治承4年)には源頼朝が平家追討の祈願を行った。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
参 道
2016年(平成28年)、「北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み」ー佐倉・成田・佐原・銚子:百万都市江戸を支えた江戸近郊の四つの代表的町並み群ーが日本遺産に認定されています。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
夏休み鎌倉計画!