伊豆の国市の江川邸は、平安時代から続いた江川氏の屋敷で、江川氏は江戸時代には徳川幕府の代官を務めました。
4月23日(土)から5月8日(日)まで室町時代造営という内庭が公開されます。
9:00~16:00
伊豆箱根鉄道「韮山駅」より徒歩約25分
(蛭ヶ小島)
江川氏は1180年(治承4年)に源頼朝が挙兵すると参じたと伝えられています。
頼朝が流されたという蛭ヶ小島は江川邸から徒歩15分程度。
江川氏の菩提寺は日蓮宗の本立寺。
鎌倉時代、伊東に流された日蓮は江川氏に迎えられ、自筆の棟札を贈ったと伝えられています。
本立寺の梵鐘は、鎌倉の東慶寺にあったもの。
パン祖江川坦庵先生邸の碑
幕末に当主となった三十六代江川英龍は、1842年(天保13年)、兵が携行する乾パンを製造したのだといいます。
1853年(嘉永6年)、ペリーが来航。
江川英龍は、韮山に大砲鋳造の施設を造ることを決めます。
完成したのが世界文化遺産となった韮山反射炉です。
源頼朝配流の地・・・伊豆の国市MAP
・・・・・・・・・・