別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』
2015年9月13日日曜日
2015尊徳祭(日程)・・・小田原市
江戸時代の農村改革の指導者・二宮尊徳(金次郎)。
尊徳は、相模国足柄上郡栢山村(小田原藩領・現在の神奈川県小田原市栢山)で百姓利右衛門の長男として誕生しました。
14歳で父を亡くし、2年後には母も亡くした尊徳。
荒れ果てた田畑を20歳の時に再興させました。
その後、栢山村の農業改革に尽力し、その豊富な農業知識が認められ、「報徳仕法」という独自の方法と理念に基づいて、小田原藩領をはじめ諸藩諸村の農地(荒地)を改良して、農村の復旧に努力します。
尊徳が指導した農村は600にものぼるといいます。
1856年(安政3年)10月20日、下野国今市村(現在の栃木県日光市)の報徳役所で没(満69歳)。
尊徳の命日にちなんで毎年10月に行われるのが「尊徳祭」です。
会場は、尊徳記念館・二宮尊徳生家(小田原市栢山)
尊徳の生家(尊徳記念館)へは、小田急線富水駅または栢山駅下車徒歩約15分。
★17日(土)
・実践体験「積小為大」を学ぼう
9:30~11:30(定員・親子40名)
・「二宮金次郎とわたし」作文発表会
13:40~14:25
・映画「二宮尊徳の少年時代」
14:30~15:40
・こども報徳市
(子どもが栽培・収穫した米や野菜類を販売)
12:30~15:00
★18日(日)
・報徳記を読もう
10:00~11:30(定員40名)
・大型スクリーン紙芝居「二宮金次郎物語」上映
13:00~13:30(定員150名)
・尊徳祭アトラクション
13:30~15:15
・報徳市
(栢山の特産品等直売)
10:30~15:00
その他、二宮金次郎柴刈りウオーク・生家特別公開などの催しがあります。