別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2015年2月12日木曜日

鎌倉:大寶寺の多福稲荷大明神



大寶寺は、新羅三郎義光の鎌倉館があった場所。

義光は、兄八幡太郎義家を助勢するため、検非違使の職を辞して後三年の役に参陣して奥州の争乱を鎮めました。

のちに甲斐守に任ぜられた義光は、ここを鎌倉館と定めたのだといいます。


大寶寺の境内にある多福稲荷大明神は、義光の守護神。

後三年の役に勝利を収めることができたのは、多福稲荷大明神の御加護があったからとして義光が勧請したものと伝えられています。



一時、八雲神社に合祀されますが、1499年(明応8年)、妙法寺の日證により、大寶寺に再勧請されました。

以後、大寶寺の鎮守として、開運勝利の神として信仰されています。


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http://www8.plala.or.jp/bosatsu/page126daihoji.htm




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