別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2014年7月16日水曜日

龍の爪・・・建長寺の雲龍図と円覚寺の白龍の図

日本の龍は、一般的に三爪で描かれてきました。

ただ最近では、京都・天龍寺、鎌倉・建長寺の雲龍図に見られるように五爪の龍も描かれているようです。


建長寺雲龍図

建長寺雲龍図
建長寺のは五本の爪です。


円覚寺白龍の図

円覚寺白龍の図
円覚寺のは三本の爪です。


いろんな説があるようですが・・・

中国では「五爪の龍」は天子の象徴とされてきたそうです。

そのため属国であった朝鮮半島では「四爪の龍」しか許されず、さらに日本には「三爪の龍」が伝えられたのだといいます。

(※爪の数については様々な見解があるのかと思いますので、ご了承願います。)



https://okadosblog.blogspot.jp/2014/08/blog-post_4.html
(龍の爪・・・横浜:關帝廟の龍は四爪)


(参考:東慶寺鐘楼の龍)
東慶寺鐘楼天井画


建長寺の龍神伝説








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