五代執権として北条氏の全盛時代を築いた北条時頼が没してから750年。
鎌倉国宝館では特別展が開催されています。
期間:2013年9月21日(土)~10月27日(日)
建長寺の「北条時頼坐像」(国重文)をはじめとする時頼の肖像彫刻、常楽寺の秘仏「文殊菩薩坐像」、伝説の「心平寺地蔵」・「済田地蔵」、荏柄天神社の「束帯天神立像」・「束帯天神坐像」(国重文)、明月院の「上杉重房像」などの彫刻が展示されているほか、国宝の「蘭渓道隆像」や「法語規則」なども展示されています。
北条時頼は、1246年(還元4年)、兄経時の跡を継いで執権に就任し、翌年の宝治合戦で三浦氏を滅ぼすなど、得宗専制政治を確立しました。
1253年(建長5年)には、宋僧の蘭渓道隆を招いて建長寺を創建。
1256年(康元元年)には執権を辞して出家しますが、政治の実権は握り続けていました。
1263年(弘長3年)11月22日、最明寺で亡くなります。
北条時頼墓(明月院)
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北条時頼公750年遠忌
(11月22日:法堂)