文化庁の報道発表(平成24年1月25日)によると、その概要は・・・
富士山は、日本を代表し象徴する日本最高峰の秀麗な円錐成層火山として世界的に著名であり、その荘厳で崇高な形姿を基盤として日本人の自然に対する信仰の在り方や日本に独特の芸術文化を育んだ山である。
山岳に対する信仰の在り方や、海外に影響を与えた19世紀後半の葛飾北斎や歌川広重などによる顕著な普遍的価値を持つ「浮世絵」などの日本独特の芸術文化を育んだ山である。
時代を超えて、一国の文化の諸相とも極めて深い関連性を示し、山に対する信仰の文化的伝統を表すのみならず、世界的な「名山」としての景観の類型の顕著な事例として顕著な普遍的価値を持つ山である。
武家の古都・鎌倉からの富士山
この「富士山」ですが、国際記念物遺跡会議(イコモス)から登録資産名称「富士山」の変更を要請され、「富士山およびその関連巡礼遺産群」という変更案が提示されたそうです。
また、構成資産から「三保松原」を除外するよう求められたと発表されているようです。
「武家の古都・鎌倉」には、このような要請はなかったようですが・・・
要請があった方がいいのでしょうか?なかった方がいいのでしょうか・・・?
心配なところです。
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