別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2013年1月12日土曜日

1月13日は源頼朝の命日

1月13日は源頼朝の命日。

頼朝は、1199年(建久10年)に53歳で亡くなりました。

その死因は不明ですが、『吾妻鏡』の1212年(建暦2年)2月28日条によると・・・

1198年(建久9年)、稲毛重成が相模川に橋を新造します。亡き妻の供養のためだったといいます(重成の妻は北条政子の妹でした。)。

頼朝はその橋供養に出席しますが、その帰途に落馬し、間もなく亡くなったといいます。


※『吾妻鏡』は、1196年(建久7年)から頼朝が亡くなるまでの記事を欠いていることから、頼朝の死因についての詳しいことは不明のままです。


旧相模川橋脚(茅ヶ崎市)


頼朝が渡り初めをしたという相模川の橋は、長い間地中に埋もれていましたが、関東大震災の液状化現象によってその橋脚が浮き出てきました。





1200年(正治2年)正月13日、頼朝の一周忌が法華堂で営まれ、北条政子が自らの髪の毛を除髪して刺繍したという「梵字の曼荼羅」が飾られたといいます。

頼朝政子が崇敬した伊豆山神社には、北条政子の頭髪曼荼羅が伝えられています。



源頼朝墓からの景色


源頼朝墓の下にある白旗神社では、1月13日に例祭が行われ、頼朝の遺徳を讃える祝詞が奏されます。


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