別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2011年10月15日土曜日

丸山稲荷社の火焚き祭

鶴岡八幡宮境内の丸山稲荷社では、11月8日に「湯立神楽」(湯花神楽)が奉納される「火焚き祭」が行われます。

丸山稲荷社



社殿前には、四方に竹を立てて飾れれた「山」が設けられ、釜で湯が沸かされます。



「山」の中で神楽が奉納されます。




煮えたぎった釜の湯に枝葉をくぐらせ、参拝者に撒かれます。そして、この時の湯花の加減で吉凶を占うのだといいます。

撒かれた湯がかかると健康で過ごせるそうです。

「山」の四方には矢が放たれます。

天狗ともどきの滑稽な舞は参拝者を楽しませてくれます。



かつては、多くの神社で「湯立神楽」が奉納されていたそうですが、現在では、御霊神社例祭材木座海岸潮神楽など限られたものとなってしまいました。

「湯立神楽」は、明治の頃までは世襲制だったそうですが、現在は神職がその伝統文化を受け継いでいます。鎌倉市の無形民俗文化財に指定されています。



鎌倉手帳
http://www8.plala.or.jp/bosatsu/kamakura.html

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