別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




okadoのブログは、『中世歴史めぐりyoritomo-japan』の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


2025年10月12日日曜日

瀬戸神社の舞楽面~抜頭面は運慶が彫った?~


横浜市金沢区の瀬戸神社には、源実朝が愛用したというふたつの舞楽面が所蔵されています。


抜頭

抜頭(ばとう)面の裏には運慶が彫刻したという銘が残されています。

これは、のちに追記されたものともいわれ、運慶作と断定されてはいませんが、慶派の仏師によるものであることは間違いないようです。


陵王

もう一つは、陵王(りゅうおう)面。

鶴岡八幡宮陵王面とほぼ同じ形式のもの。


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瀬戸神社は、1180年(治承4年)に源頼朝が崇敬していた伊豆の三嶋大社を勧請して創建した社。



瀬戸神社の社頭の琵琶島弁財天は、北条政子が琵琶湖の竹生島の弁財天を勧請したのだと伝えられています。



運慶


三嶋大社

竹生島









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運慶 祈りの空間

宝物風入


鎌倉の紅葉

北鎌倉の紅葉


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観音の里ふるさとまつり~湖北・長浜~




長浜市の北部は、多数の観音像が伝わる「観音の里」として知られています。

10月19日(日)は、第41回観音の里ふるさとまつり。

普段拝観が難しい観音堂も開帳されます。

渡岸寺観音堂(向源寺)境内では門前市も。




長浜は羽柴秀吉の長浜城の城下町として整備され、長浜城が廃城となった後は大通寺の門前町として発展してきた町。

知善院山門(表門)は長浜城の搦手門を移築したもので、大通寺台所門(脇門)は大手門(表門)を移築したもの。

知善院の十一面観音坐像は運慶作とも。


観音の里ふるさとまつりの詳細は
https://kitabiwako.jp/furusato-festival

観音の里の詳細は
https://kitabiwako.jp/kannon/k_spot




長浜の連携都市となっていると東京都台東区の浅草文化観光センターでは、「湖北・長浜に息づく観音文化 第1回パネル展」が開催されています。



大通寺

知善院


長浜城








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賤ヶ岳の戦い

竹生島


大和郡山城


豊臣秀長


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2025年10月11日土曜日

鎌倉彫18人展~2025 円覚寺宝物風入・鎌倉芸術祭~




円覚寺宝物風入の期間中、選仏場では「現代鎌倉彫作18人の魅力ある作品展」が開催されます。


11月1日(土)~3日(月・祝)
8:30〜16:30
(最終日15:00まで)

入場無料


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


源頼朝が武家の都とし、政治・文化・経済の中心として栄えた鎌倉には、多くの寺院が建立され、仏像の造立もさかんに行われました。

鎌倉に集まった仏師たちは仏像だけではなく、光背・台座・香合・食器・燭台などの仏具も制作していました。


鎌倉彫は、宋の工人陳和卿(ちんなけい)が持ってきた彫漆工芸「紅花緑葉」をもとに、運慶の子康運が作った仏具がはじまりと考えられています。

※「紅花緑葉」とは、朱漆と緑漆を交互に塗り重ね、朱漆の部分に花、緑漆の部分に葉を掘った工芸品のこと。

彫漆工芸は、漆を何百回も塗り重ねた漆の層に彫刻を施すもので、手間も時間もかかり費用もかかりました。

そこで考え出されたのが、木に彫刻してから、その上に漆を塗るという方法。

初めは宋の影響が残されていましたが、次第に日本独自の工芸品へと変化していきました。

それが今に伝わる「鎌倉彫」です。


室町・江戸時代になると茶道の流行によって、仏師たちは茶道具・文具・食器などの調度品を鎌倉彫で製作するようになり、宮廷や武家以外の町人の生活にも広がっていきました。

江戸時代の『三条西実隆日記』には、「鎌倉物」と記されています。

しかし、明治になると神仏分離令が出され、それに伴う廃仏毀釈の運動により、多くの仏師が職を失ってしまいます。

ついには、仏師の家は後藤家と三橋家のみとなってしまいますが、両家は、仏師としての副業であった鎌倉彫を本業とすることにし、パリ、ウィーン、アメリカで開催された万国博覧会に鎌倉彫を出品するなど、新時代の鎌倉彫制作に努力しました。

やがて鎌倉が別荘地、保養地として栄えるようになると、茶托・盆・菓子皿などの日用品としての需要も多くなっていきます。

そして、1979年(昭和54年)、「伝統的工芸品」の指定を受けるに至ります。



鎌倉彫再興碑

鎌倉彫再興碑は、明治の鎌倉彫先駆者、後藤齋宮(いつき)と運久、三橋鎌山と鎌岳の二家の父子を顕彰する碑。

鎌倉時代から扇ヶ谷の壽福寺の門前には、多くの仏所がありました。

再興碑は、かつて仏所があった所に建てられています。




宝物風入


円覚寺







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円覚寺の紅葉

建長寺夜間拝観・紅葉ライトアップ


運慶 祈りの空間


鎌倉の紅葉

北鎌倉の紅葉


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2025年10月10日金曜日

足利義兼発願の二体の運慶仏~樺崎寺の大日如来~




運慶は、代表作と言える東大寺南大門の金剛力士像や興福寺北円堂の諸仏を造立する前、鎌倉御家人の依頼による造仏に携わっています。

北条時政願成就院和田義盛浄楽寺の諸仏は運慶の真作と確認されていますが・・・

足利義兼も運慶に造仏を依頼していたのかもしれません。



大日如来坐像
(半蔵門ミュージアム

半蔵門ミュージアムで常設展示されている大日如来坐像は運慶作と推定されているもの。

足利義兼が創建した樺崎寺(かばさきでら・足利市)に安置されていたもので義兼発願の像と考えられています。


大日如来坐像
(東京国立博物館)

東京国立博物館に収蔵されている大日如来坐像(光得寺所蔵)も運慶作と推定されている。

樺崎寺境内に創建された樺崎八幡宮に伝えられた像で、現在は光得寺(こうとくじ・足利市)の所蔵。



足利義兼発願の運慶仏


願成就院の運慶仏

浄楽寺の運慶仏


運慶









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運慶 祈りの空間


興福寺北円堂

東大寺南大門


歴史めぐり源頼朝


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2025年10月8日水曜日

旧大佛次郎茶亭で「第1回 大佛次郎 縁(えにし)の会」10月9日から




旧大佛次郎茶亭は、鎌倉で活躍した作家大佛次郎の書斎として使用された建物

鎌倉文士の交流の場としても使用されました。

2020年(令和2年)から一般社団法人大佛次郎文学保存会が継承し、2024年(令和6年)からは土曜・日曜限定のカフェとして営業されています。


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大佛次郎縁のつどい
(10月9日~12日)

大佛次郎の誕生日の10月9日からの4日間、旧大佛次郎茶亭で「第1回 大佛次郎縁(えにし)のつどい」が開催されます。

書籍やパネル写真の展示、書籍閲覧コーナー、猫コーナーなどが予定されています。

入場料は3000円
(カフェ割引券・飲み物菓子・ミニ冊子付き)

10:00~16:00(滞在は2時間まで)
靴下着用



大佛次郎茶亭

猫好きだった大佛次郎。

茶亭の門には猫の看板・・・

「大佛次郎縁(えにし)のつどい」では、猫にまつわるコーナーもあるらしい。





旧大佛次郎茶亭


施設公開








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お十夜

長谷の市

宝物風入



鎌倉の紅葉

北鎌倉の紅葉


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