別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




okadoのブログは、『中世歴史めぐりyoritomo-japan』の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


2025年7月10日木曜日

鎌倉腰越の小動神社と江の島の八坂神社




小動神社(こゆるぎじんじゃ)は、鎌倉時代に佐々木盛綱が近江国の八王子社を勧請したことに始まるのだと伝えられています。

そのため江戸時代までは八王子社と呼ばれていました。

盛綱が勧請した八王子社は牛頭天王(ごずてんのう)の八人の王子を祀る社。






江の島八坂神社は、江戸時代まで牛頭天王を祀っていたことから「天王社」と呼ばれていた社。

明治の神仏分離令により、建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)を祀る神社となりました。


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牛頭天王は、小動神社八坂神社の祭神・建速須佐之男命と同一視されてきた祇園精舎の守護神。

京都の感神院祇園社(現在の八坂神社)から全国に勧請され、祇園社・天王社として祀られました。

しかし、明治の神仏分離によって、牛頭天王を祀る神社は「スサノオノミコト」を祭神とする神社に改編させられています。

それは牛頭天王が仏教の神だから。

ただ、小動神社八坂神社の祭礼の名称は「天王祭」

「天王」は牛頭天王のこと。





小動神社天王祭


江の島天王祭










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夏の江ノ島




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鎌倉大町の八雲神社




八雲神社は、永保年間(1080年頃)に京都の祇園八坂社(現在の八坂神社)を勧請して創建された社。

当時の八坂神社は牛頭天王(ごずてんのう)を祀る社。

八雲神社は鎌倉祇園社と呼ばれ、「天王さん」として親しまれてきました。

牛頭天王は釈迦が住んだというインドの祇園精舎の守護神。

明治の神仏分離により、八雲神社と改称され、祭神も須佐之男命(すさのおのみこと)になりましたが、須佐之男命は牛頭天王と同一視されてきた神です。



 
大町八雲神社

 
大町まつり








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祇園祭

京都祇園:八坂神社の神輿


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鎌倉:夏祭り



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2025年7月9日水曜日

浅草観音の縁日~四万六千日・ほおずき市~




四万六千日は、7月9日・10日の二日間にわたって行われる観音さまの縁日。

毎月18日の観音さまの縁日とは別に、特別に設けられた大功徳日。

参拝すると四万六千日分の功徳があるとされています。



竹串に挟んだ三角形の守護札は、四万六千日のときだけに授けてもらえる雷除けのお守り。



四万六千日にあわせて開かれるのが、名物のほうずき市。




浅草寺は、源頼朝が平家討滅祈願したという東京都内最古の寺。

御神木のイチョウは頼朝のお手植えと伝えられています。

本尊の聖観音は坂東三十三箇所第十三番。

坂東三十三箇所は、鎌倉の杉本寺を第一番とする観音霊場。

源頼朝の観音信仰と、源平の戦いで西国に赴いた武者たちが西国三十三箇所の霊場を観たことで、鎌倉時代初期の開設につながったのだといわれています。




四万六千日・ほおずき市


浅草寺



鎌倉は8月10日
鎌倉の四万六千日








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隅田川沿いの源頼朝伝説


歴史めぐり源頼朝


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天王祭の山車人形~鎌倉:小動神社の祭礼~


小動神社天王祭は祇園信仰の祭礼。

祇園信仰の祭礼のもとは、京都八坂神社の祭礼「祇園祭」

かつての小動神社の天王祭は、「西の祇園の花車、東は腰越の人形山車」といわれたほど壮麗な山車で知られた祭だったそうです。

しかし、1962年(昭和37年)の火災で下町を除く4基の山車が焼失してしまいました。

ただ、人形だけは難を逃れたのだそうです。


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八幡太郎義家と鎌倉権五郎景政


八幡太郎とは・・・

「武神」と崇められた源義家のこと。

京都の石清水八幡宮で元服したことから「八幡太郎」と呼ばれました。

鎌倉権五郎景政は、大庭御厨を開拓して伊勢神宮に寄進した開発領主。

後三年の役では義家に従って奥州へ出陣し、活躍した武将。

御霊神社の祭神です。


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源頼朝と御所五郎丸


源頼朝は鎌倉に武家の都を創始した武将。

御所五郎丸は頼朝の近習で、曽我兄弟の仇討ちの際に、頼朝の寝所に近づいた曽我五郎時致を捕えたことで知られています。


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源義経と弁慶


天王祭が行われる腰越は源義経弁慶ゆかりの地。

兄頼朝に鎌倉に入ることを許されなかった義経と弁慶は、腰越の満福寺に逗留していたのだと伝えられています。


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神功皇后と武内宿禰、
応神天皇


神功皇后(じんぐうこうごう)は三韓征伐で知られています。

武内宿禰(たけうちのすくね)は神功皇后を支えた忠臣。

応神天皇は神功皇后の子。

鶴岡八幡宮の祭神です。


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須佐之男命


須佐之男命(すさのおのみこと)小動神社の祭神。

祇園精舎の守護神・牛頭天王(ごずてんのう)と習合した神です。

天王祭の「天王」は、牛頭天王のこと。



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小動神社天王祭江の島天王祭は、同時に開催れる行合祭。

2025年の神幸祭は7月13日(日)。


小動神社天王祭


山車人形:小動神社天王祭

人形山車:小動神社


江の島天王祭










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江の島天王祭2025~6年に一度の巳年の大祭~


2025年は巳年。

巳年と亥年に行われる江の島八坂神社の例大祭は、6年に一度の大祭。




八坂神社の例大祭は「江の島天王祭」と呼ばれ、腰越の小動神社との行き合い祭。

7月13日(日)、神輿の「海上渡御」が行われた後、小動神社の神輿が待つ龍口寺門前へ向かい、2基の神輿が連れだって小動神社へと向かいます。



【神幸祭行程】(参考)

9:30 辺津宮祭典

10:00 発輿

11:00 海上渡御

12:30 東浦祭典

13:00前 発輿

14:00 龍口寺

15:00 小動神社着御祭

16:10 小動神社発輿

18:00 還御祭


6年に一度の大祭では、還幸祭後、御神体の建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)が御開帳されます。

建速須佐之男命は江島神社の祭神・宗像三女神(むなかたさんじょしん)の父。

三女の市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)は弁財天と習合し、芸術や財運の神として信仰されています。




江の島天王祭


大海士と木臼の伝説:江の島天王祭



小動神社天王祭



巳年だ!蛇だ!弁財天だ!


江の島弁財天

江の島









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夏の江ノ島


東洋のマイアミビーチ

江の島マイアミビーチショー

江の島灯籠

アオノリュウゼツラン



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ぼんぼり祭


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