2025年9月9日から11月30日まで、東京国立博物館で開催される特別展「運慶 祈りの空間-興福寺北円堂」では・・・
入場者全員に「運慶展オリジナルカード」が配布されます。
北円堂の戸張をもとにデザインされています。
鹿草木夾纈屛風
鹿草木夾纈屛風(しかくさきょうけちのびょうぶ)は正倉院の宝物。
北円堂の戸張は、これをモチーフにしたもの。
興福寺の北円堂は、興福寺の開基藤原不比等の一周忌に創建されました。
1180年(治承4年)の南都焼討後の復興造仏を任されたのが運慶。
本尊の弥勒如来坐像、肖像彫刻として日本彫刻史上屈指の名作といわれる無著・世親菩薩立像は、1212年(建暦2年)に運慶が一門を率いて造立したもの。
もとは北円堂に安置されていたという中金堂の四天王立像も運慶作ではないかと考えられています。
「運慶 祈りの空間 興福寺北円堂」では、北円堂の弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像、中金堂の四天王像が展示され、鎌倉復興期の北円堂が再現されます。
2025年9月9日から
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東大寺大仏殿にも運慶仏があった!
東大寺南大門の金剛力士像は運慶作!