「鎌倉江ノ嶋大山新板往来双六」は、柳亭種彦撰 前北斎爲一圖の浮世絵。
日本橋を振り出しに鎌倉・江の島・大山を巡って再び日本橋に戻る形の双六で、浮世絵には珍しく鎌倉の寺社が取り上げられています。
日本橋を出ると保土ヶ谷で泊。
二日目は戸塚から鎌倉。
円覚寺・建長寺・巨福呂坂・鶴岡八幡宮に詣でて雪ノ下で泊。
三日目は琵琶小路・稲瀬川・大仏・長谷寺・星ノ井(虚空蔵堂)・極楽寺・針磨橋・稲村ヶ崎・七里ヶ浜・腰越(小動岬)を経て江の島で泊。
四日目は片瀬から大山へ。
良弁の滝で身を清めて、大山に詣でて泊。
五日目は鶴間泊、六日目は二子泊まって、最終日は再び日本橋に戻る6泊7日の旅が終わります。
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