別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2024年7月21日日曜日

源実朝が請来した仏舎利と京都の鹿王院と鎌倉の円覚寺



京都の嵯峨嵐山にある鹿王院は、室町幕府三代将軍・足利義満が創建した寺。

舎利殿に納められているのは、鎌倉幕府三代将軍の源実朝が宋から請来したと伝えられる仏牙舎利。



円覚寺舎利殿

鎌倉の円覚寺は八代執権北条時宗が宋の禅僧無学祖元(仏光国師)を招いて創建した鎌倉五山第二位の寺。

実朝は請来した仏牙舎利を自らが建立した大慈寺に納めていましたが、九代執権北条貞時によって円覚寺に移されました。

そして、室町時代、円覚寺の仏牙舎利の一部が京都に献上されたのだと伝えられています。




源実朝


源実朝の唐船建造計画

源実朝が請来した仏舎利の伝説







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円覚寺舎利殿


円覚寺


鎌倉検定



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