祇園祭は八坂神社の祭礼。
かつての八坂神社は、祇園精舎の守護神とされる牛頭天王を祭神としていたことから、「祇園神社」「祇園社」「祇園感神院」などと呼ばれていました。
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863年(貞観5年)、京都では疫病が流行。
神泉苑では「御霊会」が行われます。
しかし、疫病の流行は収まりません。
869年(貞観11年)6月14日、人々は神泉苑に当時の国の数である「66」の矛を立て、神輿3基を送って、牛頭天王(祇園神)を祀る御霊会を執り行いました。
それが祇園祭の始まりと伝えられています。
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中央の神輿は胴の部分が六角、右が四角、左が八角。
六角は素戔嗚尊(スサノヲノミコト)
四角は櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)
八角は八柱御子神(ヤハシラノミコガミ)
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