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2024年2月7日水曜日
紫式部の歌~陰陽博士を気取っている憎らしい法師~
「はらへどの 神のかざりの みてぐらに うたてもまがふ 耳はさみかな」
(祓戸の神にお供えする御幣と見違えるほどの紙の冠を耳にはさんだりして・・・)
3月1日、
紫式部
が賀茂川の河原に出ると・・・
隣の車の法師が紙の冠をして陰陽博士を気取っているのを憎らしく思った。
祓は罪や穢れを除き払う儀礼で、平安時代には宮中で6月と12月に大祓が盛んに行われていました。
三月上巳の日にも祓が行われ、
『源氏物語』
~
須磨の巻
~では
光源氏
が浜で祓をしています。
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