別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




okadoのブログは、『中世歴史めぐりyoritomo-japan』の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


2024年2月18日日曜日

藤原公任・赤染衛門の歌~名古曽の滝:大覚寺大沢池~




名古曽の滝は、大覚寺の日本最古の人工の庭池・大沢池にあった滝。


藤原公任は、枯れてしまった滝を見て

「滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ」

(滝が枯れて、音が聞こえなくなってから長い年月が経ってしまったが、その名声は流れ伝えられて、今も人々に知れ渡っている)

と詠んでいます。


そして、赤染衛門は、

「あせにける いまだにかかり 滝つ瀬の はやく来てこそ 見るべかりけれ」

(勢いが衰えてきた今でも、岩にかかる滝の流れを人は早く見ておいた方がいいと思います)

と詠みました。






大覚寺の前身は、嵯峨天皇の嵯峨院。

嵯峨天皇は、紫式部『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルとされている源融の父。

光源氏は、晩年を嵯峨院で過ごした・・・



紫式部・源氏物語・光源氏ゆかりの地めぐり~光る君へ~









☆ ☆ ☆ ☆ ☆


紫式部


源氏物語

光源氏


紫式部と越前国


紫式部の越前下向


紫式部の京都

琵琶湖で紫式部・源氏物語

平安宮 源氏物語ゆかりの地

源氏物語 須磨・明石

宇治十帖


紫式部年表


藤原道長

藤原彰子


清少納言


よりともジャパン.com