別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




okadoのブログは、『中世歴史めぐりyoritomo-japan』の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


2024年1月9日火曜日

藤原兼家の邸宅:東三条殿~紫式部が初出仕した所かも。~




東三条殿は、二条大路南西洞院大路東にあった藤原兼家の邸宅。

ここで長女の超子三条天皇を次女の詮子一条天皇を出産。

兼家の死後は、嫡男・道隆に継承され、道隆の長女・定子は東三条殿から一条天皇に入内。

道隆の死後は道長が相伝。


紫式部は、道長の長女で一条天皇の中宮となった彰子に仕えますが、初出仕の時期については1005年(寛弘2年)とする説と、翌寛弘3年とする説などがあります。

1005年(寛弘2年)11月、平安宮内裏が焼失してしまっているため、一条天皇は東三条殿に遷った後、翌年、一条院に遷御しているので、初出仕の場所は寛弘2年ならば東三条殿、寛弘3年ならば一条院ということになるようです。












☆ ☆ ☆ ☆ ☆


紫式部


源氏物語

光源氏


紫式部と越前国


紫式部の越前下向


琵琶湖で紫式部・源氏物語

平安宮 源氏物語ゆかりの地

源氏物語 須磨・明石

宇治十帖


藤原道長

藤原彰子



よりともジャパン.com