(問)
何を描いた絵か。
1 中先代の乱
2 永享の乱
3 上杉禅秀の乱
4 享徳の乱
「結城合戦絵詞」は、1438年(永享18年)の永享の乱をテーマに描かれたもの。
永享の乱は、鎌倉公方・足利持氏が京都の将軍・足利義教に対して起こした反乱。
しかし、今川範忠との戦いに敗れた持氏は、称名寺で出家し、翌年、永安寺で自害。
嫡男の義久も報国寺で自害。
次男の春王と三男の安王は下野国の結城氏朝を頼りますが、1440年(永享12年)に起こった結城合戦に担ぎ出され捕らえられます。
そして、京都に護送される途中の関ヶ原で斬首されました。
(別願寺)
このやぐらの中に、報国寺の開基の足利家時と、永享の乱で自刃した足利義久の墓があるのだといいます。
(岐阜県関ヶ原)
春王と安王の墓は、徳川家康と石田三成の天下分け目の関ヶ原の戦いで池田輝政が陣を敷いた地にあります。
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