真珠院は、八重姫を祀る堂がある寺。
八重姫は伊東を本拠とした伊東祐親の娘。
祐親は、伊豆に流されてきた源頼朝の監視役。
八重姫は祐親が大番役で京都に行っている間に頼朝と結ばれます。
千鶴丸という男児も授かりますが・・・
それを知った父祐親は許さず、千鶴丸を殺害し、八重姫を伊東館に幽閉しました。
頼朝は北条時政を頼ったようです。
嘆き悲しみの幽閉生活を送った八重姫ですが、頼朝に会いたい一心で伊東館を抜け出して北条館へと向かいます。
しかし、頼朝は時政の娘政子と結ばれていました。
傷心の八重姫は、真珠ヶ淵に身を投げたのだといいます。
かつて、真珠院の南には「真珠ヶ淵」という深い淵があったのだそうです。
八重姫の梯子供養は、「せめて梯子あったら救うことができたのに」という里人の想いから始められたという祭。
今日でも、願い事が叶った際には、小さな梯子を供える習慣があるようです。
八重姫梯子供養で授与されていた梯子。
授けて頂きました。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、今のところ、真珠院に伝わる伝説とは異なる展開ですが・・・
最期は入水するという噂・・・
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2022年の大河ドラマ