妻沼聖天山は、斎藤実盛が守り本尊の大聖歓喜天を祀る聖天宮を建立したことに始まる寺院。
貴惣門
(国の重要文化財)
斎藤実盛像
斎藤実盛(さいとうさねもり)は、武蔵国長井庄を本拠とした武将。
1155年(久寿2年)、仕えていた源義賢が源義朝の子義平に討たれた際、義賢の遺児駒王丸(のちの木曽義仲)を預かり、信濃国木曽の中原兼遠に託したことで知られています。
しかし、1180年(治承4年)の義仲の挙兵時には平家方に与し、1183年(寿永2年)の篠原の戦いで義仲軍の手塚光盛に討たれました。
死を覚悟していた実盛は、老齢の武士とあなどられないよう白髪を墨で黒く染めて出陣したのだといいます。
中門
仁王門
本殿
歓喜院聖天堂
(国宝)
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