第十話では、頼朝軍が常陸国の佐竹氏を攻め、上総広常が佐竹義季と内通して金砂城を攻め落としました(佐竹征伐)。
これで坂東はとりあえず落ち着いたようです。
義経の活躍の場はありませんでしたが、奥州平泉の藤原秀衡は、「九郎ほどの才があれば己一人で大願を成し遂げよう」と言っていました。
これからの合戦で義経の活躍がどう描かれるのか楽しみです。
次回は「鎌倉殿の誕生」・「政子の懐妊」と一気に時が進んでいくようです。
平重衡の南都焼討・平清盛の死も描かれるのかも。
義時と八重姫の間がどうなるのかが一番気がかりですが・・・
(鎌倉)
佐竹征伐によって逃亡した佐竹秀義は、のちに行われる奥州征伐に従軍が許され、先祖新羅三郎義光ゆかりの地に屋敷を構えています。
大寶寺は佐竹氏の屋敷跡に建立された寺です。
(鎌倉)
佐竹征伐で捕らえられた者の中に岩瀬与一太郎という男がいます。
この男、頼朝に
「同族を滅ぼすなんてとんでもないこと。国の敵に向かう時は天下の勇士は力を合わせて向かうべき」
と抗議したといいます。
上総広常が
「早急に処刑すべき」
と進言しますが、頼朝はこの男を許し御家人に列したといいます。
岩瀬の鎮守五社稲荷神社は、岩瀬与一太郎の創建と伝えられています。
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2022年の大河ドラマ