(伊豆の国市:香山寺)
山木兼隆は、1179年(治承3年)、罪人として伊豆国山木郷に流されていた人物。
しかし、懇意にしていた平時忠が伊豆国の知行国守になると目代(代官)に任命されます。
山木兼隆の上司平時忠は、平清盛の継室時子の弟。
妹の滋子(建春門院)は後白河法皇の寵妃。
「平家にあらずんば人にあらず」と言い放った人物です。
1180年(治承4年)8月17日、源頼朝は平家の目代として権勢を持っていた山木兼隆を襲撃します。
平家の連絡網を遮断するという目的があったようです。
香山寺
(伊豆の国市)
(伊豆の国市)
香山寺は、山木兼隆の創建と伝えられる寺。
(伊豆の国市)
皇大神社は、山木地区の鎮守。
相殿には兼隆が祀られています。
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