別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2022年2月7日月曜日

湯河原の小道地蔵堂~石橋山の戦い:源頼朝伝説~


小道地蔵堂


小道地蔵堂は、源頼朝の伝説が残された堂。

もとは星ヶ山の中腹にあったが焼失し、現在地に再建されたのだという。


伝説によると・・・

1180年(治承4年)8月、源頼朝石橋山大庭景親伊東祐親らに大敗。

星ヶ山の純海和尚は、助けを求めてきた頼朝一行を堂の床下に隠した。

そこへ大庭景親の軍勢が押し寄せ、頼朝の行方を聞き出すため純海和尚を拷問にかけるが、和尚は頼朝の事を話す事なく息絶えてしまったのだという。

騒ぎが静まり、床下から出てきた頼朝が眼にしたものは、哀れな純海和尚の姿。

純海和尚を膝に抱きかかえ愛憐の涙を流す頼朝。

その時、頼朝の涙が純海和尚の喉元に落ちた。

すると、純海和尚は息を吹き返したのだという。

のちに頼朝は純海和尚の忠誠に報いるために寺領を寄進。

堂の名は小道山頼朝寺とされたのだとか。


宝篋印塔

小松石の宝篋印塔には、小道地蔵堂の由来が刻まれている。



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