別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2021年11月3日水曜日

出世稲荷大明神~鎌倉:佐助稲荷神社~




源頼朝畠山重忠に命じて建立させたという佐助稲荷神社


伝説によると・・・

源頼朝が、まだ伊豆国蛭ヶ小島の流人だった頃、病に臥していた頼朝の夢枕に白髯の老人が現れます。

そして、

「汝は平家を討つ天命を負うものである。早急に挙兵して天下を統一すべし」

と告げ、

頼朝の問いかけには、

「鎌倉隠里(かくれさと)の稲荷大明神」

と名乗って姿を消したのだといいます。


1180年(治承4年)、夢のお告げによって挙兵した頼朝は、それから50日ほどで鎌倉入りを果たします。

1185年(元暦2年)には壇ノ浦で平家を滅ぼし、大倉の御所に武家政権の府を誕生させました。

そして、西方の霊地に祠が発見されると、畠山重忠に命じて社を造らせました。

(創建年ははっきりしませんが、建久年間(1190~99)のことといわれています。)

それが、現在の佐助稲荷神社だと伝えられています。







縁結びの観音像が祀られています。



稲荷山の麓の田畑を潤す水源でした。





佐助稲荷神社


源氏山三社詣






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本堂後庭園:北鎌倉明月院

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