別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2021年8月16日月曜日

「鎌倉検定」で「鎌倉殿の13人」~文覚~


源頼朝に平家打倒の挙兵を勧めた文覚が開山と伝えられる( ① )寺には平氏滅亡の折りに( ② )が最後まで持っていたと伝えられる平氏の赤旗が保存されている。
(第10回鎌倉検定試験1級)


平宗盛は、壇ノ浦の戦いで捕えられて鎌倉に送られてきました。

その時に所持していたのが、補陀洛寺に残されている平家の赤旗なのだとか・・・

補陀洛寺は、源頼朝の祈願所として創建された寺。

開山は、伊豆国で頼朝に挙兵を勧めたという文覚

文覚は、北面の武士として鳥羽上皇に仕えていましたが、源渡の妻袈裟御前に懸想し、誤って殺してしまったことから出家。

その後、後白河法皇神護寺再興を強訴して伊豆国に流され、蛭ヶ小島に流されていた頼朝と出会ったのだといいます。


補陀洛寺

平家の赤旗


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大御堂橋辺りを流れる滑川は、古くは何と呼ばれていたか。
(第11回鎌倉検定試験3級)

1 太刀洗川
2 胡桃川
3 坐禅川
4 閻魔川


大御堂橋の付近には、文覚の屋敷があったことから、坐禅川と呼ばれていました。




☆ ☆ ☆ ☆ ☆

成就院と補陀洛寺には、ある僧の荒行の様子を表した独特の表情が印象的な瓜二つの像があるが、その僧はだれか。
(第3回鎌倉検定試験2級)


成就院の本堂前には「文覚上人荒行像」の模造が置かれています。

補陀洛寺成就院の文覚像は、横浜の証菩提寺の像を模刻したものと考えられています。


文覚上人荒行像



文覚


源頼朝配流の地・北条氏発祥の地







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2022年の大河ドラマ
鎌倉殿の13人


鎌倉検定


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