別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2021年6月14日月曜日

蛭ヶ小島~伊豆の国市~




蛭ヶ小島は、源頼朝が流されたと伝えられている地。


1159年(平治元年)12月、父義朝とともに戦った平治の乱平清盛に敗れた頼朝。

都を落ちて東国で再起を図ろうとした義朝は、翌1160年(平治2年)1月3日、尾張国野間長田忠致に暗殺されてしまいます。

義朝一行と途中ではぐれてしまった頼朝は、2月9日、平頼盛の家人・平宗清に捕えられ、清盛のいる六波羅へ連行されました。

死罪は免れない状況でしたが、平宗清と清盛の継母池禅尼の懇願で助命され、3月11日に伊豆国流罪となったのだと伝えられています。

伊豆国配流となった頼朝は、箱根権現走湯権現(伊豆山権現)に帰依し、父義朝の菩提を弔いながらの生活を送っていたのだといいます。



現在の蛭ヶ小島は公園として整備され、無料休憩所の「蛭ヶ島茶屋」では、そばやうどんなどの軽食が楽しめます。











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